きたむーブログ⚽

サッカーと身体操作の話☆

サッカーで「100m走」の走り方は間違い?

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どもー。

きたむーです(^^)

 

今日は足の速さ、スプリントのお話をしたいと思います。

 

足が速い選手というのは、本当に魅力的ですよね。

クリスティアーノ・ロナウド、ベイル、ロッベン

名だたる名選手たちは、陸上競技のスプリンター並みの脚力を持っています。

 

私は過去に足首の骨(腓骨)を骨折(T_T)した事があり、そこから体に興味を持った事で、『速く走る事』を自分なりに考えて実現できるようにしたいと思うようになり、スプリント練習を始めました。

 

 

陸上短距離・100m走の走り方では走れない?

自分なりに速く走れるように陸上短距離の走り方を勉強し、追究していく中で、

いざ、パッとサッカーやフットサルという競技に戻ると、足が速くなるように修正してきた走り方で走れない(T_T) 

というのを何度も経験しました。 

 

いやー、一人で走る自主練では上手く走れているのに、ピッチに戻るとそんなフォームはどこへやら・・・笑

いつものガチャガチャした走りに戻ってしまっています・・・

皆さんも、こんな経験はありませんか?(私だけかな汗) 

 

サッカーになると良いフォームで走れなくなる原因・結論としては、陸上の走り方とサッカーの走り方は根本的に異なるからだと思います。

では、陸上競技の走り方と、サッカーにおける走り方は、具体的に何が違うのか。

 

これはシンプルに、サッカーという競技、その他の球技スポーツの多くも

『すぐにブレーキをかけられる状態で、速く走れる事』がベストだからだと言えます。

 

 

『直進オンリー』の走りと『止まる必要性』のある走りの違い

○陸上の走りは、

車で言えばブレーキなし、アクセルベタ踏み、ハンドルのグリップ力も必要ない、そんな直進に特化した走りです。

 

○それに対してサッカーは、

アクセルをベタ踏みしながらも、すぐにブレーキを踏んで止まれたり、ハンドルを切って曲がれる必要があります。

 

つまり、全力で走りながらも、素早く止まれたり曲がれる能力が必要です。

どれだけスピードがあって速い選手でも、すぐに止まったり鋭く曲がってターンができなければ、サッカーという競技の中では簡単に相手にかわされてしまう事になります。

 

さらにサッカーはトラップ・ドリブル・キック、どのプレーにおいても、腿を下げて足先を地面まで下ろした状態でボールを扱う事の方が多いと思います。

 

陸上選手のように、常に腿を高く上げてストライドを伸ばすような、大きな足の動きがある走り方は、自分の進路を次々と変えないといけないサッカーにおいて、方向を変えるステップ・ターンの動きに遅れを生じる動作になりかねなません。

 

 

膝を高く上げる動きはステップにロスを生む

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皆さんは練習でラダートレーニングをしたことがあると思います。

ラダーでは「細かく速いステップ」をします。

この時に、膝を高く上げて大きな動きにすれば、それだけで地面に足を着くステップの速度は遅くなりますよね。

 

 私自身、速く走る練習をしている中で、この『腿を高く上げる』という動きが大きく強いほど、ボールコントロールに対して窮屈になるのを実感しました。

 

これはボールを自分で扱う場面だけでなく、フリーラン中においても、基本的に腿を大きく上げるような動きは「方向転換の始動の遅れを招く」

陸上的な走法ではブレーキや方向転換のグリップ力が落ちる、というのが私なりの見解です。

 

ただ、そんな中でも、速い選手というのは「止まったり曲がる事に切り替えやすいフォーム」の中でスピードを出す術を持っているのだと思います。

 

この「速い走り方」に関しては、私の運動ライフのテーマ(壮大。笑)でもありますので、私自身の足の速さの成長?と共に、またちょくちょく投稿したいと思います(^^)

 

それでは、また次回に☆