どもー。
きたむーです(^^)
今日は 『背骨』 のお話です。
体の中心を通り、軸となる背骨。
こちらの記事で書いたように、私は足を踏ん張らずに動作をするという考察に至ったことで「動作の価値観」が変わりました。
足をなるべく踏ん張らないようにする、力感を減らす、といった事をしていくうちに、今回のテーマである『背骨のバランス能力』というのを感じるようになりました。
背骨はスゴイ機能を持っている。しかも無意識にやってくれている。笑
そんなお話を。
背骨は揺れる
皆さんは平均台や綱渡りをしたことがあるでしょうか?
小学生の時に体育の授業で平均台をやった事がある方もいるのでは。
平均台や綱渡りも、スケートやローラーブレードと状況が似ています。
それはこのブログで何度かお話していますが、足で踏ん張って体を支える事ができない状況、だという事です。
不安定な足場で少しでもバランスを崩してしまった時に、足で踏ん張ってバランスを立て直すことができない。
そのような状況の時に、体は本能的に体を揺らしてバランスを取ります。
体を左右にクネクネ揺らしながら、時折、手を上げて、腕をぐるぐる回してバランスを取りますよね。
誰もがやるこの動き・・・
私は、この動きこそが「体がバランスを取るための本質的な動き」だと思っています。
ではこのクネクネ揺れる動きでなぜバランスが取れるのか、皆さんは理由が分かりますか?
バランスを取るとは
では逆に、足を踏ん張れる状況で通常通りバランスを取ったとします。
その時に、体はクネクネ揺れませんよね。
○足を踏ん張ってバランスを取る
○体を揺らしてバランスを取る
どちらも「体が転んでしまわないようにバランスを保つ」という結果は同じです。
つまり、この2つは動作としては異なる動きをしていますが、結果としてはどちらもバランスを取っているわけで、役割としては同じ仕事をしている事になります。
ではこの2つがやっている事は何か・・・?
それは「バランスを崩して倒れていく体を支えて、倒れないようにしている」という事です。(そんなん当たり前や、、、って感じですが^^;)
倒れていく体というのは言い換えれば自分の体重です。
自分の体重・重りが地面に向かって落ちていく。
そうして地面に着いてべちゃっと潰れてしまう。
これがバランスを崩して「転ぶ」という事であり、そうならないために足で踏ん張って「自分の体という重りを支える」のです。
つまり、両者は自分の体という「重り」が地面に落ちてしまわないために、異なる方法で支える仕事をしているわけです。
・・・②へ続きます⬇
ではまた、次回に☆