どもー。
きたむーです(^^)
今回は『インフロント・キック①』の続きになります(^^)
インフロントのメリット②
ドリブル速度を保てる
※前回同様、サイドからカットインしてシュートを打つ前提でのインフロント論になります。
①体の向きが変わるかどうか
前回の話の中で、インフロントは、インステップのように体の向きを返すことなくインパクトできるという事をお話しました。
○サイドからカットインしてインフロントでシュートを打つ場合
「カットインして中にドリブルで直進 ⇒ 直進向きのまま(中を向いたまま、ゴール方向へは向かないで)インパクトしてシュート」
○これがインステップの場合だと
「カットインして中にドリブルで直進 ⇒ 中を向いている体の向きを、ゴールに向けて踏み込んでインパクト」
でないと、横方向・つまりゴール方向へ強いシュートは打てません。
両者の違いは、軸足を踏み込む時に「体の向きをゴールへ向けて打つ」か「ゴールへ向けないまま打つか」の違いです。
②キックの選択が「キック前のドリブルスピードに影響する」
○インステップは軸足を踏み込んで体をゴール方向へ向けるという踏み込み動作になります。
前回の「インフロントキック①」でも少しお話しましたが、体の向きを変えながら踏み込むというのは、それだけでバランス的に不安定になる動作であり、これによって自身のスピードを落とす事になります。
○対して、インフロントは直進したそのままの向きで踏み込みインパクトに入ります。
カットインして中方向を向きながらドリブルしている場合、ゴール方向に体を向き返すことなく軸足を踏み込む事ができます。
これにより、シュートを打つ前のプレーであるドリブルの速度をインステップほど落とさずにシュートモーションに入れます。
インフロントであれば、キック前のドリブル速度の柔軟性の幅が広くなる、という事です。
ですので、ドリブルスピードが速い選手はその速度を削ぐことなくシュートに入れるので優位性が増します。
▼ブレーキがかかる動作は、その手前のドリブルスピードに影響を及ぼします。
例えば、自分の車のブレーキ能力が低い場合、ブレーキ能力の高い車よりも、手前の位置からブレーキをかけないと車は交差点で止まれません。
ですが、体の向きを変えないでシュートを打てるメリットというのは、そもそも「ブレーキをかけないで交差点に突っ込める」という話になります。
(非現実的なこの例え、伝わってますかね、、語彙力^^;)
つまり、ブレーキ能力の低い車やブレーキ能力の高い車よりも、ブレーキをかけないで交差点に突っ込める車の方が「速く交差点に到達する」という事です。
ですので、当然、交差点に到達するまでの手前の区間も、ブレーキをかけないで進める車が一番速い。
インステップを選択する事で、シュートを打つ前のドリブルプレーを活かす事にも繋がるというわけです。
という事で、今回はインフロントキックを使うメリットの2つ目をお話させていただきました。
次回は最後、3つ目のメリットについてですので、よければご覧ください!(^^)
ではまた、次回に☆