どもー。
きたむーです(^^)
今回は『インフロントキック②』の続きになります!
インフロントのメリット③
シュートモーションを早くできる
※前回同様、サイドからカットインしてシュートを打つ前提でのインフロント論になります。
インフロントキック3つ目のメリットとしましては、メリット②とも繋がるのですが、体の向きを変えないでシュートに入る動作は、ドリブルからシュートモーションへの移行がスムーズだということです。
インステップは切り替えがワンテンポ遅れる
○ドリブルからシュートを打つ動作への切り替えという意味で、ドリブルとシュートが分かれずに、ドリブルの延長として打てるのがベストなシュートの形だと私は思います。
ですが、細かいステップでドリブルしていくほど、インステップだとどうしても体を回して踏み込むという動作がシュートを打つタイミングをワンテンポ遅らせてしまいます。
そしてこの遅れがシュートブロックされてしまう要因になります。
『ドリブルシュート』として型にする
○体の向きを変える必要がなく、ドリブルしているそのままの姿勢からキックに入れるインフロントの方が、ドリブル⇒シュートへの移行がスムーズです。
ですので、ドリブルで切り込むのが得意な選手には、ドリブルからすぐにシュートが打てる、すぐにシュートに切り替えられる事は大きなメリットになると私は思います。
抽象的な表現になりますが「ドリブルからシュート」ではなく「ドリブルシュート」として連結した形で「型」を持っている選手が、良い選手の条件ではないでしょうか。
メッシのドリブルに合わせられるキック
○このメリットを最大限に活かしているのが メッシ だと思います。
メッシもシュートにおいてインフロントのキックを多く使うタイプです。
彼の高速タッチのドリブル、敵がついていけないタッチテンポのままシュートを打てる事で、彼のドリブルのキレを最大限に活かしています。
もしかしたら、自身のドリブルのテンポを落とさないままシュートを打とうとすると、自然にモーションの早いキックを選択するようになり、それがインフロントだったということなのかもしれません。
先にインフロントありきではなく、ドリブルの特性を活かすようにした結果、インフロントが選ばれる形になる。
まぁこれは私の勝手な想像ですが^^;
こういったプレー選択の話もサッカーの奥深さを見るようで面白いですね!(^^)
まとめ
という事で、最後にインフロントキックを使うメリットをおさらいしますと
①インフロントは基本的にインステップよりも精度を高く打ちやすいキックであり、かつ、カーブをかけて線で四隅を捉えられる事で枠内シュートの確率が高まる。
②カットインから打つ場合、角度的にインステップよりもインフロントを打つ踏み込みの方がバランスが安定しやすく、強靭なパワーがない選手でも上手く蹴れば「精度」「威力」共に高まる。
③シュートを打つ前のプレーである、ドリブルスピードの減速を抑えられる。
(高速ドリブラーほど優位性を持てる)
④インステップよりもシュートモーションへの移行がスムーズ。
これにより、細かいステップワークのドリブルからでも早くシュートが打てる。
といった感じでしょうか。
皆さんも、これらのメリットがあるインフロント・キックをぜひシュートの選択肢として使ってみてください!(^^)
では最後に、そんな素晴らしい名プレイヤーたちのプレー集をご覧ください(^^)
ロッベンのプレー集です!⬇
こちらはコウチーニョです!(YouTubeにとべば観れます)
ではまた、次回に☆