どもー。
きたむーです~(^_^)
怪我シリーズ最後です~
やっとです~
ここまで読んでくれた方ありがとです~
、
、
すいません、真面目にいきます。笑
前回の記事↓
前回、手足で耐える動作をするほど怪我をしやすくなるとお伝えしましたが(前回全く触れられませんでした汗)
今回はその話についてです。
🔵目次🔵
怪我の発生率が上がる動作
ではここからは、バランスを保つ動作がなぜ怪我の可能性が高まるのかをお話ししていきます。
1. 最後まで耐える動作
そもそもバランスを保つ動作とは、
サッカーであればタックルで当たり負けしないために(バランスを崩さないように)バランスを保つ動作を強める事です。
皆さんも体幹トレーニングでバランスボードに乗ったり、片足立ちのトレーニングをした事があると思います。
このようなトレーニングでは、いつも以上に足やお腹に力を入れてバランスを保ちます(そういうトレーニングですもんね汗)
特に、膝が曲がったり上体が前や横に倒れると良くないので、なるべく良い姿勢のままバランスを保つようにトレーニングをされると思います。
このように『バランスを保つために力を入れて踏ん張る』という動作が身につくと、
とっさに転んだり、当たり負けして完全にバランスを崩したとしても、最後まで力を入れて耐える動作をするようになります。
しかしこういった最後まで耐える動作は、怪我の発生率を高めてしまう、極めて重要な2つの要因を生むと私は考えています。
それが
①地面との接触面が崩れているのに踏ん張ってしまう
②重量オーバーであっても手足で支えようとしてしまう
の2点です。
2. 筋力の許容範囲を超えた時に『靭帯や骨で耐えてしまう』
①地面との接触面が崩れているのに踏ん張ってしまう
については、手首の骨折や足首の捻挫がイメージしやすいです。
サッカーにおける球際の競り合いなどによって体勢を崩された時というのは、普段の筋トレや体幹トレーニングのように、
【正しく地面に足を着く】【正しい姿勢で筋力を発揮する】というそもそもの前提が崩れます。
バランスを崩すと地面との接触面(足裏)がブレる可能性があります。
つまり足裏全体でピタッと地面に接地できない事が多々起こります。
足裏が内側を向いて内反しているのに、足裏と地面がピッタリ接地していると思い込んで踏ん張ってしまうと、当然捻挫する訳です。
もし、激しいタックルを受けてふらついてしまい、足が内反しているのに気づかず着地した場合、
1️⃣上記で述べたように、最後まで力を込めて耐えようとする
2️⃣バランスを崩した事に従ってそのまま倒れる
という2つの動作を比べれば、1️⃣の方が捻挫する可能性は大です。
なぜなら、踏ん張るという動作は『足下に体重をかける動作』だからです。
つまり、より最後まで体重がかかる事で、筋力で耐えきれる負荷で済んだものが、
それを超えて靭帯や骨に負荷が到達してしまうという事です。
続いて
②重量オーバーであっても手足で支えようとしてしまう
ですが、これも根本的には①と同じです。
①は、最後まで耐える動作をしていると、
地面との接触面(足首)が内反したりしてブレてしまっても、そのまま体重をかけ続けてしまい、捻挫など靭帯損傷に繋がるというものです。
②は、最後まで耐える動作をしていると、
本来なら体が崩れる(倒れる)ような『重量オーバー』が膝、足首、手首といった関節に乗っかってきても、
潰れる事なく最後まで支えようとしてしまう事です。
この時に起こるのは『木の枝を折って、中の繊維がミシミシとちぎれていく』のとまさに同じです。
つまり、最後まで耐える=筋力で耐えられない重量オーバーがかかった時に、靭帯などの筋や骨で耐える事を継続してしまう事になります。すなわち、靭帯損傷や骨折へと繋がる訳です。
逆に言うと、筋力で耐えきれなくなった(パワー負けした)所で脱力していれば、靭帯や骨で耐えるという事が発生しません。
本来、関節は曲げ伸ばしをして折り畳む機能を持ちます。
この曲げ伸ばしの動作がクッションとなり、関節にかかる衝撃・重量を分散させる事ができます。
しかし最後まで踏ん張る事は、関節を折り畳む機能にロックをかけ、関節の角度が動かないように固定してしまう事になります。
3.折ったら『折れる』関節。折っても『折れない』関節。
もう少し分かりやすく説明しますと
○関節にロックがかかる=関節が『木の枝化』
○関節がフリー=関節が『ヌンチャク化』
極端な例えかもしれませんが😅、本質的にはこういう事です。
関節が木の枝化している場合
筋力で耐えきれる重量であれば大丈夫でしょう。
しかし、筋力で耐えきれない重量がかかった時に『骨が折れる、靭帯が切れる』という可能性が高まります。
逆にヌンチャク化していると、
筋力以上の大きな力がかかった時に、その力を分散させながら折れるという事です。
この場合の折れるは当然、関節が曲げ伸ばしされるという意味です。
以上の事から、関節が本来持つショック吸収という機能をいざという時に『使えるか』『使えないか』
それを分けるのが『踏ん張って耐える動作』なのです。
という事で、以上が私きたむーが考える【怪我の原因】についてでした。
全4回に渡り、またまた長編になってしまいましたが💦
最後までお読みいただきありがとうございました!😄
ではまた、次回に☆✋