きたむーブログ⚽

サッカーと身体操作の話☆

『センターフォワードがエースに』

どもー。

きたむーです(^_^)

 

またまたお久しぶりの更新です!汗

 

今回はサッカーオリンピック代表や日本のセンターフォワード(CF)像について、個人的な感想を語りたいと思います🙂

 

いやー、なんやかんやオリンピック盛り上がりましたね。

それにしても、、

サッカー日本代表惜しかった!

 

ロンドン五輪のリベンジならず、、

あと一歩、何かが足りないという事でしょうか。

そんな中、気になる記事を見つけました。

 

釜本邦茂氏 ストライカー必要だが“釜本2世”は簡単に生まれない― スポニチ Sponichi Annex サッカー https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2021/08/07/kiji/20210806s00002014607000c.html

 

メキシコ五輪銅メダルに輝いたレジェンド釜本さんのコメントです。

記事の中でも述べられているように、釜本さんは常々日本のストライカーの重要性を説いています。

 

確かに結果を見れば、今回のオリンピックでストライカーポジションであるCFの選手たちは、大事な試合、大事な場面でゴールという結果を残せなかったのは事実でしょう。

 

CFがエースストライカーではない現状

私も一応、2000年シドニー五輪の頃から、もう20年程日本代表を見て応援してきてるわけですが、、(時が経つのは早いですよね~😌笑)

ことCFのスタイルや起用に関して、近年はもどかしさを感じてた所でもあります。

 

そのもどかしさというのは、

日本のCFは主役(エース)を支える仕事が優先順位として一番になっているという事です。

 

近年、日本の1.5~2列目の選手たちは世界で活躍し、日本のエースと捉えられていると思います。

香川選手、本田選手、最近では南野選手、今回のオリンピック代表では久保選手や堂安選手ですね。

 

世界で活躍する彼ら2列目の選手たちは得点力を兼ね備えたアタッカーです。

彼らはフィニッシャーとしても優秀であり、チームとして機能するには彼ら2列目の選手が得点する事が重要になってくる訳です。

 

そのため、彼らの前に位置するCFたちは、自分が得点する以上に、2列目の選手たちを活かす事に注力するようになったと私は感じています。

 

2列目が抑え込まれると打つ手がなくなる

本田選手が活躍していた頃は前田遼一選手、そして近年では大迫選手が2列目を活かす役割を担っています。

そして今回のオリンピックでは上田選手、林選手ともに、2列目の堂安・久保選手というタレントを活かすために体を張ったり、バランスを取っていた印象を受けました。

 

もちろん、こういったCFの頑張りによってアタッカー陣が活き、結果を出したのも事実です。

ですが、トーナメントでのスペイン戦、メキシコ戦のように彼ら2列目の選手が抑え込まれた時に、

一気に攻撃のなす術が無くなるのは日本の大きな課題だと思います。

 

2列目の選手の個人技が抑え込まれた時に、

CFを活かす方にシフトできず、最後まで2列目アタッカー陣の個人技に頼り続けた感は否めません。

 

以下は、以前書いた私の記事からの引用になります↓

🔷私は、歴代の代表の10番のプレースタイルが、その国の・その時代のスタイルを表していると思っています。

その意味で言えば、日本は【上手い選手】から【力強い選手】にシフトしつつあります。

ktmcho11.hatenablog.com

 

以上のように、日本の2列目の選手は、司令塔としての『チャンスメイカー』から『ストライカー』タイプへと変わりつつあります。

 

2列目の選手が点を取れる『ストライカー化』していく中で、

CFはストライカーとしての役割だけをやっていては、2列目の得点力を引き出す事ができません。

 

ですのでCFは、2列目を活かすポストプレーやアシストができるタイプが今まで以上に望まれる状況になっていると私は感じています。

 

ストライカーとしての役割を一番に

私の個人的な意見としては、日本の強みである2列目の選手を活かせなくなるとしても、

小さくて小回りの利く選手やスピードのある選手など、一度、CFとして我慢強く使っていく事が必要ではないかと思います。

 

そうでない限り、起用されるCFのタイプはこれからも同じままであり、

今回のオリンピックのように、いざという時にストライカーとしての役割を発揮しきれない状況が続いてしまうのではないでしょうか。

 

現在、日本はCBやボランチにも世界で活躍する選手が出つつあり、それに加えて昔から安定して強いSBや2列目のアタッカーがいます。

そんな中で、オリンピックやW杯でもう一段上に突破するには、やはりCFに世界的な選手がいる事が最後のピースになると思います。

 

そのためには【2列目に合わせられる器用なCF】だけではなく、【2列目からパスを引き出せるCF】を起用していく事も必要だと思います。

そうして、CFがエースとして点を取り、チームを引っ張っていくスタイルを積み重ねる事で、日本が弱いとされるCFたちを高め、世界的なストライカーを生む流れを起こせるのではないでしょうか。

 

そうする事で下の世代の選手たちにも

『上手い選手は2列目ではなくCF』という強いメッセージが伝わります。

現状、2列目にタレントが偏っている所から、大きな才能を持ったCFが出てくる可能性が高まると私は思っています☺️

 

というわけで今回は私なりの日本のCF論を語ってみました😅

 

私的には全然悲観してなくて、

オナイウ選手や上田選手など、大迫選手に追いつき、追い越せるポテンシャルのあるCFは出てきていると思っています。

 

今回のオリンピックの悔しさは、いつか必ず晴らして欲しいですね!

 

※追記2021年8月9日

なんと、スコットランド1部のセルティックへ移籍した古橋選手がホームデビュー戦でハットトリックを達成というニュースが!

この試合で古橋選手はCFとしてプレーし、見事にハットトリックを達成しています。

 

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古橋選手の身長は170cm。

そんな小柄な選手が、その個性を活かして屈強な男たちがいるリーグでCFとしてプレーできる事を証明しています。

 

これからの日本のCFが世界でどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみですね!

 

ではまた、次回に👍😉👍