どもー。
きたむーです👍️
今回は『あなたの怪我はどこから?』のあとがきです。
小説家っぽく、あとがきしてみました。笑
(ただ単に長くなりすぎたので実質パート⑤です💦)
今回は怪我をする精神的な要因と、そのジレンマについて。
記事↓
競技パフォーマンスとのジレンマが怪我へ導く
さて、私は『あなたの怪我はどこから?』というタイトルで怪我の原因についてあーだこーだ話してきました。笑
その中で私は一貫して、
○足は強く踏ん張らない方がいい
とか
○バランスを崩したならそのまま転んだ方がいい
と4回に渡ってお伝えしてきた訳です(^^;
ですが、サッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツのみならず、
すべてのスポーツにおいて、競技としてプレーしている選手の方であれば、
「そんなの簡単にフラついてられないよ!」って所だと思います。
はい、、当然ですよね😅
なぜなら『バランスを崩す・バランスが悪い』という状態は、
競技パフォーマンスとしてはマイナスなプレーに直結するからです。
サッカーであれば、当たり負けして倒れたりグラつくと
「体よわ~」
「フィジカル!!」
みたいにいじられ、めでたく『フィジカルが弱い選手』とされてしまいますよね(私自身も弱いと言われてきた過去が泣)
ですが、
タックルを受けても転ばずに耐えよう、、
バランスを崩さないように耐えよう、、
そうした『踏ん張りを粘る』事が怪我のリスクを大きく高めてしまう事に繋がります。
そしてこういった動作をするのは、
・高いパフォーマンスを発揮したい
・悪い結果になりたくない
といった精神面から来る要素が大きいです。
1つ伝えたい事は、高い競技パフォーマンスを発揮する方法は、力強く耐える動作以外にもあるという事。
バランスを崩す中にも『動作としての強さ』があるという事です。
バランスを崩す=バランスを取り戻そうとしている
という事であり、
本質的には『耐える』動作と同じ機能を果たしています。
私としてはこの動作を自分のものにする事で、怪我の発生率を低く抑えたまま強い動作を生み出せると考えています。
まとめ
怪我の前にちゃんとストレッチができていたか、十分な筋力があったか、優れたボディバランスを持っていたか。
これらは怪我の一因になりますが、怪我の発生率を上下させる決定的な要素にはならないというのが私の考えです。
より直接的に怪我の発生率に関わってくるのは、2つの動作のタイプです。
○最後まで耐える動作
手足(筋力)に100%以上の仕事をさせる動作
○耐えない動作
100%を超えれば自然に潰れる(転ぶ)動作
これらは筋力の器(許容範囲)を超えて動作を行うタイプか否かの違いで、身体能力の高低は関係ありません。
常に筋力の限界を超えて耐える動作をする人は、怪我をする範囲までを『自分の能力の範囲内』としてしまっています。
しかしこれは『怪我をする事を許容している』という事に他なりません。
このような動作を継続していると
競技として高みを目指す中で精神的なブレーキが効かなくなり、常に体が壊れるレベルの動作を求める事に陥ってしまうでしょう。
精神は120%まで追い込めたとしても、身体は100%が全てです。
身体に120%を出させる事は、自分が運転席でアクセルを踏み、車に暴走させているだけなのです。
これを読んで下さっている皆さんも、
それぞれの運動環境・スポーツの違いもあるかと思いますが、
今一度『なぜ怪我をしたのか』考えるきっかけになれば幸いです!(^^)
というわけで『怪我の原因』あとがきでした。
これで本当に終わりです。笑
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😄
ではまた、次回に★