きたむーブログ⚽

サッカーと身体操作の話☆

ソン・フンミンの壁が高すぎる。。

どもー

きたむーです😄

 

今回はソン・フンミンについて語ろうと思います!

 

近年、私はサッカー自体を見なくなっているのですが、、😅

そんな中でも今シーズンはスパーズに注目していました。

 

というのも、もともと好きだったマディソンが移籍したというのもあって、絶対ソン・フンミンと相性が良いだろうなと思っていました。

 

ただ、ソンについて知ったのは最近です、、

正直プレミアで得点王を獲るまで知らなかったですし、プレースタイルもよくわかっていませんでした。

 

ですが最近、ソンを見ると現代のFWとして完璧といえるほど高い能力を備えていて、マジですげーなと感じてます笑

 

▶目次

 

プレミアリーグ得点王を獲る事の凄さ

冷静に考えると、プレミアリーグで得点王を獲るのはまぐれでは絶対に無理ですよね。

しかもソンが得点王を獲得した2021-22シーズンは、当時のスパーズのエースであるハリー・ケインも在籍していました。

 

ケインは典型的なCFで真ん中にどしっといるタイプです。

ですのでソンはいわゆるウイングストライカーとして、主に左サイドから得点を取る形を確立し得点王を獲ったわけです。

 

ざっと、ソンの実績を見ていくと、

16-17シーズン(スパーズ加入2年目、24歳)からリーグ戦で7年連続二けた得点(10点以上)継続中です。

そして今季は今の時点で既に14得点を記録しているので、8年連続という事になりますね。

ちなみに三笘選手は昨シーズン7得点で、

レスターに所属していた岡崎選手はシーズン最多が6得点

となっています。

 

いやー、、

 

ソン・フンミンの壁が高すぎる。。

(タイトル回収。笑)

 

日本のいちサッカーファンとしては、やはり日本人選手との「差」を感じずにはいられません。

ヨーロッパのトップリーグ、トップクラブでプレーする選手も増えている昨今ですが、

「ストライカー・点をたくさん取る選手」というのはまだまだ世界と差があるのが現状だと思います。

 

特徴❶スプリント力

 

ソンの特徴を見ていくと、まず

カウンター時のスプリントの迫力がスゴイです。

ボールを持って自分でドリブルしている場合、オフザボールで走っている場合、

どちらの場合も迫力のあるフルスプリントでゴールに迫ります。

 

これがシンプルに足が速いです、彼は。笑

特にオフザボールの場合、

ソンはカウンターでボールを持っている味方選手を追い越して、ラストパスを受けられる角度・位置にたどり着くのが速いと感じます。

これにより、他の選手よりも、より良い形でパスを受けられる ⇒ 精度の高いシュートを打てる状態にする ⇒ ゴールの確率を上げる

という事に繋がっていると感じます。

 

三笘との違い

スピードを考慮すれば三笘もソンと同じことができると思います。

ポジションやスタイル、チーム事情も違うので比べるのは良くないとわかっているのですが、、

正直、私はもどかしい気持ちで三笘を見てしまいます(^^;

 

ソンは状況によって、中央にスプリントコースを取ったり、そのまま右サイドにダイアゴナルに裏取りする場合もあります。

つまり左サイドのポジションであっても、スペースがあってフリーランできる状況だと、迷わず左サイドを離れて中へポジションを取っていきます。

これは、CFの選手が中央にいたとしてもです。

 

私はこれが三笘との大きな違いだと思っていて、三笘はカウンターでスペースがあっても基本的に左サイドをコース取りする事が多いように感じます。

 

先程も述べたようにチーム事情といえばそれまでなのですが、

ただ私には、自分の得意な形を崩したくない、そこからが一番効果的、といった心理もあるように感じます。

これは言い換えると、フィニッシュワークの融通が利かない事でもあると思うのです。

 

もう少し中に入っていけば裏を取れたのに、、

そういった事も感じるのですが、

これはワンタッチゴール(ワンタッチシュート・ダイレクト)の選択肢が薄い、ドリブラー特有の思考回路が要因だとも思っています。

 

ポジションは同じでもドリブラーとして or ストライカーとして

これは私の主観で恐縮ですが、

三笘は世界的なドリブラーなので、ドリブルをしてからシュート・パスを決めるという

スタイルに寄っています。

ですので、ダイレクトという選択肢が薄い。

DFの背後を取ってそのままダイレクトでシュート、というストライカー的な動きが出にくいのだと思います。

 

対してストライカーというのは「どうやったらシュートが打てるか」という思考回路が一番上にあります。

ですので、ドリブルせずにシュートが打てるならその選択を取りに行けます。

ソンはウイング的なポジションでありながら思考回路は完全にストライカーです。

 

この心理的な違いが、ポジションを崩してシュートチャンスを取りに行くか、という

差になるのだと思っています。

 

特徴❷ウイングストライカー必須の能力

ソンは純粋に現代ウイングとしての能力も高いです。

 

①のようにカウンターからそのままフィニッシュを決めきる「オフザボール+スプリント力」以外に、現代ウイングに必須のカットインシュートも精度が高いです。

 

速攻だけでなく、遅攻においても個人技としての飛び道具を持っているため、得点力を支える大きな武器になっていますね。

 

特徴❸CF必須の能力も併せ持つ

三つめはシンプルにシュートが上手いです、はい。笑

オフザボールの巧みさ・速さで裏を取るスタイルも、その後のシュートが入らなければ意味がありません。

特に高速のグラウンダークロスに合わせるのが上手い印象です。

 

トップリーグの選手でも一試合の中で外す選手ってたくさんいますよね。

そこを簡単に決めきるってやはり能力の高さだと私は思います。

 

基本的に選手はそれぞれ得意な得点の形を持っているものです。

ロッベンというカットインシュートの鬼みたいな選手がいましたが笑

 

だいたい、カットインシュート(個人技的得点力)を持つ選手は、エリア内の狭い局面でのワンタッチゴールなどは少なかったりします。

逆にエリア内のワンタッチゴーラータイプの選手は、カットインシュートで決めることは稀ですよね。

 

そういった意味でソンは、

ウイングストライカー / センターフォワード

両方の得点スタイルを兼ね備えた万能ストライカといえます。

 

サイドからの個人技が不調であったり抑え込まれても、エリア内での1タッチ・2タッチで勝負をしてゴールを決めることができます。

1つの得点パターンに固執せず、どちらかが上手くいっていない場合はもう一つのスタイル・パターンで得点できる。

 

ですのでシーズンを通してゴールを取り続けることができ、安定した得点力を持てるのです。

それは、彼の実績が物語っていますよね。

 

現在、日本には三笘・上田というアタッカーがいますが、

彼らがそれぞれの得意なエリアで勝負しているのを、ソンは二役できるわけです。

 

日本にソンのようなストライカーが現れるのはいつなのか。。

 

期待したいが、、

壁も高いっ!!😵

 

というお話でした笑

 

ではまた、次回に👍