どもー。
きたむーです😄
今回はリヴァプールのオランダ代表
『ファン・ダイク』選手について、短いですが話そうと思います。
私はたまにYouTubeなどにあがっているサッカー選手のインタビューを見るのですが、
インタビューの中で
・嫌なDF
・スゴいDF
という質問で、選手たちからは結構な確率でファン・ダイクの名前が挙がります。
先日もドルトムントのハーランド選手がスゴいDFとしてファン・ダイクの名前を挙げていました。
高さ・強さ・速さ、さらに一対一の強さ、CBに必要なすべての能力が高いファン・ダイクですが、
選手たちのインタビューを聞いていると、
・CBなのにスピードがめちゃくちゃ速い
というのが彼のストロングポイントのようです。
https://www.instagram.com/reel/CbUIXpehTdG/?utm_medium=share_sheet
【世界最高のCB】ファンダイクの最強ディフェンスTop50!! - YouTube
上のインスタに挙げられているファン・ダイクのプレー集では、
ムバッペ、ロナウドといった一流のアタッカーたちをことごとく止めています😱笑
そんなファン・ダイクですが、
プレーを見ていると『スライディング』からのリカバリーがとても速いです。
普通、スライディングというのはボールをカットする最後の手段として使われるプレーだと思います。
スライディングは足を伸ばしてバランスを崩しきるプレーでもあるのですが、
ファン・ダイクのスライディングを見ていると、
スライディングをしているのにバランスを崩していないように見えます。
このため、スライディングが当たらなかったのに、そのまま反対の軸足で再度アタックするという妙技を披露していたりします。笑
また、ファン・ダイクはスライディングをした後に起き上がるまでが非常に速いため、
スライディング後の次のプレー準備が整うのが早いです。
ファン・ダイクは上体が地面に寝きってしまうようなよくあるスライディングの形ではなく、
【上体をある程度起こしたままスライディングしています】
これは上に挙げたYouTubeのプレー集を見て是非確認していただければなと思います。
上体というのは『重りの塊』でもあるわけで、これが地面に着くような形だとバランスは大きく崩れます。
ですのでファン・ダイクは、背中やお腹といった【上体の面】が地面に着かないで、上体が起きるように残したままのスライディングが多いです。
たとえ背中やお腹が地面に着いたとしても、なるべく上体が寝きってしまわないように、上体が傾く時間を短くさせる事で、バランスが崩れないスライディングができると思います。
ファン・ダイクはそういうスライディングをしていると私は思っています。
この【バランスを崩さないスライディング】の最大のメリットは、スライディングスピードの速さとスライディング後のリカバリーの速さです。
通常のスライディングのように上体が完全に寝てしまうと、そこでスピードは死にます。
ファン・ダイクは上体が寝てしまわない事で、自身のストロングポイントであるスピードを殺さずにスライディングに繋げているのだと思います。
また、先ほども述べましたが、
スライディングという動作自体のバランスが良い事で、スライディング後のリカバリー(起き上がり)を早くする事ができます。
これにより次の準備・DFを素早く行う体勢が取れるのだと思います。
というわけで、今回はファン・ダイクのスライディングについてスポットを当ててみました。
ではまた、次回に⏩⏩👍