どもー。
きたむーです!😄
前回、デンベレの両利きというスタイルについて語ったのですが、
今回のテーマは『逆足』についてです。
つまり、利き足と反対側・ボールの扱いが上手くない方の足、って事ですね…😭
しかも今回は逆足の中でも、キックプレーではなく『トラップやドリブルの中での逆足の役割』という、ちょーニッチな話をしたいと思います。笑
今回このテーマにしたのは、以下の三笘選手の記事を見かけたからです↓
原点は川崎アカデミー時代…三笘薫が持つ“世界基準”。メッシ、イニエスタらとも共通の強みとは? | サッカーダイジェストWeb https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=100040
三笘選手がベルギー・リーグにおいてハットトリックを達成したのは衝撃でしたね!
三笘選手はこの試合でハットトリックを達成するプレープロセスにおいて、
左足(逆足)のタッチは2度しかしていない、と解説されています。
つまり、ほぼ利き足のみで達成されたプレーだったわけです。
記事によると、イニエスタやメッシなど世界的な名手も、利き足の使用比率は9割以上になるそうです。
また、記事の中では川崎フロンターレ・アカデミーの指導者である高崎さんが『利き足中心でプレーする指導』をされていたと紹介されています。
私自身、指導者の方にリスペクトがありますし、何も偉そうに言えませんが😅
私としては、利き足ではない使用比率1割の逆足タッチに、一流と二流を分ける、そんな価値があるのではと考えが浮かびました。
ですので、よければ私のマイノリティな考えにお付き合いください。笑
"ユニオン三笘薫のセラン戦ハットトリックを振り返る|ベルギーリーグ
ユニオン三笘薫のセラン戦ハットトリックを振り返る|ベルギーリーグ|2021-22 - YouTube
※1:06~、1:13~、2つの視点を0.25倍速でぜひ見てみてください!
これは三笘選手がハットトリックを達成した映像ですが、
特に注目していただきたいのが最後の3点目のシーンです。
この場面で、三笘選手は左サイドから中にカットインしてくるわけですが、
いわゆる2歩1タッチ(右足が前に出た時に毎回タッチになる)のリズムで中にカットインしていきます。
その後、ボールを大きく出し、タイミング的に4歩1タッチで間に合う形でさらに深く進入します。
そしてこの時に、三笘選手は一連のカットインの中で唯一左足でタッチします。
4歩1タッチでボールを掴まえる(タッチする)間合いでボールを大きく出した後、4歩目の右足がくる前の『3歩目の左足』でタッチしています。
三笘選手がこの3歩目の左足タッチをした事により、この時にスライディングをしてボールにアタックしたDFは見事にかわされています。
仮に、あと一歩待って右足で触ろうとしていたらDFのスライディングが間に合っていたかもしれません。
ちなみに、こういったタッチによる突破はトップレベルだけではなく、草サッカーや育成年代などの下のカテゴリーでも普通によくあるプレーだと思います。
特別な技術ではなく、どんなレベルの選手でも瞬間的にこういったタッチを組み込める選手はいます。
ただ、利き足の『(精度ではなく)頻度』に振り切っている選手はこのタッチは出にくいというのが私の考える所です。
といった所で次回、
タッチの中に『逆足をはさむ』利点についてお話したいと思います。
ではでは、また次回に⏩✋