きたむーブログ⚽

サッカーと身体操作の話☆

『バルサレビュー』~フレンキー・デ・ヨング~

どもー。
きたむーです!🙂


今回は我が心のクラブ・バルセロナ👍について、最近思う事を綴りたいと思います。

(記事内でデ・ヨングって書いたりフレンキーって書いたり混ざってますがご了承ください🙇笑)

 

🟣目次🟣

 

◯フレンキー・デ・ヨングの存在

今季のバルサはリーガでは現在首位、CLではバイエルンに二度完敗しGL敗退。

国内リーグでは好調ですが、CLではまだまだ勝ち上がる強さを取り戻せていないのが現状です。

 

そんなバルサですが、個人的にこれから強くなりそうだな、楽しくなりそうだなと思わせてくれる選手がいます。

それがタイトルにもありますが、フレンキー・デ・ヨングです。

 

CLのGL敗退が決まり、ここ数試合のフレンキーは完全にチームの心臓になっていると感じます。

シーズン序盤、デ・ヨングの出番はそれほど多くありませんでした。

ですがCLバイエルンとの二戦目、
あのバイエルンに対して強度で見劣りしなかったのがデ・ヨングだったと思います。

 

本当に必要な選手が誰なのか、それがデ・ヨングだったと。
バイエルン戦を境に、私含めてサポーターも皆気づかされたのではないでしょうか。

 

バイエルン戦以降、出番を増やすデ・ヨングのポジションについて、
SNSでは一時、IH(インサイドハーフ)かアンカーかで議論がまきおこっていました。
ですが現在ではアンカーが良いという人は少ないのでは。

それくらい、デ・ヨングのIHでの存在感が増しています。


デ・ヨングのドリブル

現在、バルサにおいてデ・ヨングIHのポジションを確立しつつあります。

デ・ヨングはこれまで攻守のスタミナや強度はあるが大事な局面でポカをやる、リスキーな選手でもあると見られていた方もいるのではないでしょうか。

 

デ・ヨングが低い位置で時折見せるドリブルでの持ち上がりは、
DFにつつかれて低い位置でボールロストする事もあり、以前から『リスキーなプレー』と指摘されていました。

しかし、ポジションがIHで固定された事で、この『持ち上がりのドリブル』がリスクよりもメリットとして、
ビルドアップのアクセントとして非常に効いていると私は感じます。

 

私自身、以前はデ・ヨングのドリブルはポゼッションを壊すリスキーなプレーと捉えていました。

しかし、デ・ヨングのスタイルこそ、
手詰まり感というか流動性の少ない中盤に必要なピースだと思うようになりました。

 

それはやはり、バイエルンなどのCL強豪相手では、パスのクオリティだけで繋ぐ流動性の少ない中盤~前線では、ビルドアップやポゼッションが厳しいと感じたからです。

 

バルサは基本的に各々のプレーエリアを崩さずにポゼッションする方だと思います。
なのでバイエルンのような強度の高いチームを相手にした時に、
どうしても『低い位置でDFにハマってしまう』場面が出てきます。

その際に、デ・ヨングのように中盤でドリブルで剥がせると、一気にショートカウンターのようになります。

 

バイエルンのような最高レベルのインテンシティを受けた時に、

プレスをいなして前に推進するドリブルを、中盤というリスクの高いエリアでできる。
今のバルサでこのドリブルができるのは、デ・ヨングと、あとはペドリだけだと思います。

そんなデ・ヨングのドリブルはイニエスタを彷彿とさせる』
そう感じる瞬間が最近あるんですよね😄


イニエスタモドリッチの良い面を併せ持つ

上記のドリブルは中盤の選手としてあくまでプラスアルファの部分です。

デ・ヨングがスゴいのは、そんなプラスアルファがありつつも、
中盤の選手として基本的な技術とハードワークを高いレベルで兼ね備えている点です。

 

デ・ヨングは、
DFラインの守備からゴール前への飛び出しまで、攻守に渡ってプレーエリアが広いです。
その広いプレーエリアを走りきれるスタミナを持ち、なおかつ局面でも高い強度を保ってプレーできる非常にタフなフィジカルを持っています。

それに加えて、バルサの中盤の選手としてパスワークを構築するだけのショートパスの技術もあり、同時に長いボールを蹴る事もできます。

 

デ・ヨングはそこに、上記の持ち上がりのドリブルをポンと挟む事ができるため、相手からすれば掴まえづらく、非常に厄介な選手といえるでしょう。

 

パスでリズムを作れる中盤の選手は世界にも多くいますが、それに加えてドリブルで自ら持ち上がる事ができる選手は稀少です。

 

このようにパスとドリブルをミックスさせた万能性のあるスタイルは、個人的にモドリッチを彷彿とさせます。

なので、デ・ヨングは良く言えば
イニエスタモドリッチの良い面を併せ持つ万能のMFという事ですね😄

 

重要な事は、バルサが完敗したバイエルン戦において、
デ・ヨングは上記のようなテクニカル面と強度面において、対等のレベルにあるとプレーで見せてくれた事です。

 

チームとして苦しむ中で、デ・ヨングバイエルン相手にも高い強度で対抗し続けた選手だと個人的には感じました。

CLの強豪相手だとプレーが落ちる選手もいた中で、
デ・ヨングはリーグだけで通用する技術とフィジカルではなく、CLに出るクラブにも通用するものだと示した点で、
これからチームの中心になるべき存在だと思っています。

バルサはフレンキーを残して本当によかったと思います、マジで😅)


◯新しいリーダーとして

今のバルサには新しいリーダーが必要です。
それはペドリではないし、ベテランのレヴァンドフスキブスケツでもないと私は思います。

ペドリはまだ発展途上の選手であり、

そんな彼が、昨季からバルサの中心として長くプレッシャーを背負っている状況は酷だと感じています、それはガビやファティにおいてもそうです。

 

本来そのプレッシャーは20代中盤のピークの選手たちが背負わないといけないと思います、そうなるとそれはフレンキーやデンベレの世代になります。

 

強度の高いプレー、攻守両面を支え補完してあげられる能力。
表情を見ててもガッツやスピリットを感じます。
フレンキーはチームの中心として、バルサのリーダーとして相応しい選手だと私は思っていますし、
彼が中心となってバルサを高いレベルに引き上げてくれると信じています🙂

 

という事で今回はバルサというか、フレンキー回になりましたね。笑

 

最後までお読みいただいた皆さま、ありがとうございました🙇

ではまた、次回に➡️