どもー。
きたむーです(^^)
今回は『坂道ダッシュ編①』の続きです⬇
③関節負担を抑えつつフルパワーを出せる
坂道ダッシュのメリット3つ目としましては、フルパワーで走りながらも関節負担を抑えられる点です。
前回の「②心肺機能」でもお伝えしましたが、100mをバテずに走り切る体力を得るには「全力で走る無酸素運動」での出力が重要だと私は思います。
しかし、ここで問題が、、
私は過去に足首を骨折した事があり、それ以来、足首の状態はあまり良いとは言えない状態です。
ですので、全速力が出る平坦コースでの練習は、着地の衝撃が大きいため足首が痛くなる日もありました。
ただ、上記のように全力で走る状況を持たないと100mを走りきれない、、
何か良い方法はないかなと考えていた所、坂道ダッシュがこれらを解決してくれました。
平坦時と同等の出力が出せる
平坦の道を走る場合、当然、自身の最高速度が出ます。
ですので、トップスピード時の体を支える着地の衝撃は大きいものになりますし、私自身、この部分が一番関節の負担を感じる部分でした。
坂道ダッシュは坂道を登る事になるわけですから、全力で走っても平坦コースを走った時よりも最高速は落ちます。
速度が出なければそれだけ着地の衝撃も小さくなり、平坦コースよりも関節負担は小さくなります。
ですので、「全力で走る無酸素運動」で平坦と変わらない「パワー・出力」を出しながらも、関節負担は平坦よりも小さく抑えられるというわけです。
これにより、平坦でのトレーニングより怪我のリスクを下げながら、100mを走る体力を確保できます。
④最高速の姿勢を取れる
これに関しては、私のフォーム・走り方だからこそ得られる私得なメリットです。笑
ここでいきなり質問ですが、皆さんは坂道を走る際にどうすれば楽に走れると思いますか?(いきなり過ぎ、、笑^^;)
少し考えればお分かりかと思いますが、正解は、体を前に倒しに行って前傾姿勢を取りに行く事です。
これにより、前に倒れる力と坂道の上り坂が拮抗するような形で、体を起こした姿勢よりも楽に走れます。
これは実際に走ってみると分かりますが、速度が出ていると、体を前に倒そうとしても、スタート時のような極端な前傾にはなりません。
少し前傾したかなくらいの姿勢で走るので、平坦時と比べて着地位置が少し変わるくらいで、フォーム・上体の姿勢はあまり変わらないと思います。
平坦時と同様に「前に倒れる姿勢」の練習にできる
私のトップスピードでの走り方は、トップスピードになっても体を前に倒して「体が前に倒れる力を利用する」というのを理想にしています。
私はこの力には価値がある、利用できると思っているので、平坦のコースで意識して練習する事を、坂道でも同様に「体を前に倒して走る」という技術練習にできることが大きいメリットだと感じています。
ですので、体力を維持する目的が強いメニューでありながら、技術練習にも繋がるというのが坂道ダッシュの良い所です(^^)
まとめ
トータルで坂道ダッシュの性質をまとめると、意外に「平坦コースを走る時と変わらないパワーを出せたり、姿勢が取れる」事が私的にはメリットだと感じました。
通常の平坦コースでのスプリントや短距離走と異なる走り方・出力の出し方になってしまうと、再度アジャストし直すのが、不器用な私には大変だったりします^^;
ですので、坂道ダッシュはそういったデメリットをあまり考える必要がなく、平坦時の怪我や関節負担のリスクを抑えながらも、平坦以上の体力強化を図る事ができるので、私にとっては外せないメニューになっています(^^)
皆さんも、よければ参考にしてみてください!(^^)
ではまた、次回に☆